
胃カメラ
上部消化管内視鏡検査といわれるもので、主に食道、胃、十二指腸の一部が検査対象となります。
様々な上腹部症状(胸焼け、腹部膨満感、胃もたれ、胃痛等)に対しての原因検索のために行うほか、健診、ドック等のバリウム検査において要精査となった方の検査としても施行されます。
また、ヘリコバクターピロリ感染が疑われる方や、ご家族に胃潰瘍や胃がん、ヘリコバクターピロリ感染の既往がある方はぜひ受けていただきたい検査です。
大腸カメラ
下部内視鏡検査といわれるもので、肛門から挿入し主に直腸から盲腸の全大腸を観察する検査です。
近年、わが国では食生活の変化から大腸がんが増加しております。しかし、大腸がんは早期であればほぼ100%近く治ることができるため、いかに早期に大腸がんを発見できるかということが大切なポイントです。
症状としては、出血、便通異常(便秘、下痢、便秘の増悪、便秘・下痢の繰り返し等)腹痛や腹部膨満感等が挙げられますが、早期の場合は症状がないことがほとんどです。症状がない時から検査を受けることが重要です。しかし“大腸カメラは痛かった、しんどかった”と言われる方がいらっしゃいます。
私はこれまで1万件以上の大腸内視鏡検査を施行し、多数のポリープや早期がんの早期発見治療を行ってまいりました。ありがたいことに今までで一番楽であったとおっしゃっていただくことも多く、リピーターの患者様も多数おられます。熟練した内視鏡専門医が細心の注意を払い検査することが基本ですが、さらに当クリニックでは空気の代わりに、極めて生体吸収性に優れている炭酸ガスを使用することでより苦痛が軽減するよう配慮しております。
また不安を感じられる方には胃カメラ同様少量の鎮静薬を使用して負担を軽減した検査を行なっております。
便潜血陽性を指摘された方、最近お腹の調子に不安を感じられる方、まずは一度ご相談下さい。
当クリニックでは、患者様の時間的・経済的な負担を考慮して希望の方には日帰り大腸ポリープ手術を行っております。

内視鏡洗浄機

"最も洗浄性に優れ、人体に優しい過酢酸を使用した最新式の洗浄機(オリンパス社 OER4)"を導入して、患者様、スタッフへの感染予防に心掛けています。

鎮静のお薬を使っていただいた方は、検査後、リカバリー室にて
リクライニングのソファーでゆっくり休んでいただきます。
鎮静剤使用後その日1日は、安全上の理由で車、バイク、自転車等の運転は固くお断りしています。
鎮静剤ご希望の方は、ご自身運転でのご来院をお控えください。
検査後運転する必要がある方は、鎮静剤の使用はできません。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。